(追記)男の子だから、女の子だから、と枕詞によく使う娘の話
いやー、来たわよ。ホント今年は、来ちゃったね。
インフルエンザよ、インフル!!我が家にちゃっかりと来ちゃったわけよ。
一家全滅。
これマジで全滅よ。ナウでヤングな1号がインフル高熱出してうなされてる!ママは会社に行けなくてうなぎになってる!マジ怖い!!
今年のインフルはマジでヤバい。感染力が強すぎる!!1週間前は、2号から3号にそしてパパに感染して3人ほぼ同時発症だったわけ。んで、その更に1週間前は、この通り私がインフル。
おかげさまで、仕事するよりも家事・看病の方がつらいっつーね、なんつーのオマエは女の風上にもおけんやっちゃな!って感じだったので、女と男について憂さ晴らしにエントリーを書こうと思います!(笑)
女・男って言葉を人とか人間って言葉に置き換えた方が角が立たないYO!
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うちのとある娘さんがですね。
某ド田舎で0歳から3歳という多感な時期を過ごしたが為にですね、めちゃくちゃ「女はーー」とか「男はーーー」って言葉を枕詞のように使うんですよね。
そりゃさ、年齢的に男と女の体の違いに興味が出だす時期だからさ自然な事のようにも思うんだけどさ。異常に反応するし、どんな話も二極化をこじつけじゃね?みたいな振り分けまでして、対立構造に仕立て上げて会話を推し進めるわけよね。
ぶっちゃけ我が娘ながら「馬鹿なのかな?」って素で思っちゃうくらい「時代遅れな思想」をぶちかましてくるのよね。誰にその概念習ったの?ほら、言ってみなさい?他の二人の娘さんはんな思想はちゃんちゃら持ってねぇーーぜ!!は???とかって思うんだよね。
あ、ほら、こういう時って怨念が正常な思考の邪魔をするじゃない?!(したり顔)
え?ちょっとオマエ何言ってんの?意味わかんない?
って人は、こちらで予習をされるがよろし。だいたいわかるよろし。
関連記事たくさんあるから、面白い!っていう物好きな人は・・・目次でもみるがよろし。カテゴライズ(夫婦喧嘩と義理家族との完全同居と実家への怨念話(ごちゃまぜ))されてるよろし。なんかラーメンマンみたいな喋り方が抜けないよろし。あれ?あれ?あれ???
うん、ラーメンマンはどうでもいい。ほっておこう。
って事でですね。
これは、完全に多感な時期を某田舎の時代遅れの思想にまみれた奴らがありとあらゆる日常会話から仕込み塗り込み染み付けられた負の遺産だと思う事にしました。うん、万事解決。我が娘は微塵も悪くない。この何もかも「某・ド田舎のせい」思想はわりと「すべて妖怪のしわざ」に匹敵するぐらい便利な思想でよろしな。うん。まだ、ラーメンマンが抜けない。
そこで母として私は、娘にある金の言霊を授ける事にしました。
「男」と「女」って単語を全部「ひと」って言葉に置換してミソ?そこから見えてる世界があるミソよ!ほら、せーーーの!!!やってみるミソ!!
娘「は?意味わかんない。ママ、何言ってんの?女は女だし、男は男だし、ひとはひとだよ。」
はい、もういいです・・・・。一回でわかってもらおうと思った、私が馬鹿でした。はい。ネチネチと言い続けます!!!!(わりとマジ)
文体は悪ふざけして書きましたけど、わりとコレは真面目に考えている大事な問題だと思うんですよね。今の時代、男が、女がっていうのを枕詞にしてたら目の前にある事象を見誤ると思うんですよね。
「男だから女の子に手をあげたらいけないのよ!」
っていうお母さんがいますけど、そうじゃないと思うんですよ。
「女だから男の子に手をあげたらいけないのよ!」
っとこう置換してみるとヘンテコさが浮き彫りになりますけど。
「人として人に手をあげたらいけないのよ!」
ってこうなると、すごく普通の当たり前の事だと思うんですよね。
「男の子だから」「女の子だから」って簡単に口をついて出てしまいそうになるんですけど、そこをグッと堪えて子供を育ててみると「この子の個性なんだな」って事がたくさん見えてくるような気がしてきます。(もちろん、妄想の錯覚かもしれませんけど)でも、女の子だからと思うと、短所のように思える事でもフラットに人としてみたときにそこまで短所でもないなと気づけるような事が多いと三人娘を育てていて思います。(そうとでも思ってないとやってらんないってのもあるけど)
1号は、黒と青が好きです。五戦隊ものが好きでした。
2号は、ピンクとスミレ色が好きです。プリキュアが好きでした。
三号は、黄色と赤が好きです。妖怪ウォッチが好きです。
2号を除き、1号と3号は「2歳頃の林家パー子時代」がありませんでした。
特に女の子という意識もせず、赤ちゃんから子供へ、そして大人と子供の狭間の年齢に差し掛かるまで育ててみて思うのが。
より身近にある家族の嗜好がもっとも影響があるなと感じます。
私の女らしくないキャラものもピンクもない閑散とし過ぎほどシンプルな趣味と旦那のメカメカしい趣味の部屋で、白と水色の布団に寝かせられぬいぐるみを与えられず、海外のカラフルなオモチャを与えて、保育園では5色から好きなカラーを選ばせてもらい、男・女を枕言葉に用いずに叱られていたら、1号と3号が出来上がったわけです。
2号は、義理妹がピンクとキャラものとぬいぐるみと日本メーカーの女向けオモチャを与えまくったし、保育園でも女はピンクと選べもせず色紙を与えられてたし、女はーーって行動を正されたし叱られたし、まぁ、当然の結果のように思うのは怨念ばかりのせいでもない気もしてますけど、これも怨念の色メガネを掛けて見てる歪んだ一面の可能性は大いにありますけどね!!
ということで。
女の子らしさ、男の子らしさというのは、育て方で育つ面も少なからずあるように思う今日この頃です!
もちろん、男女による脳や体の違いはある事はあるのでしょうが、それ以上に個体差が関係していたり、育てている環境にも強く影響があるように感じています。
まぁ、ちゅうことでイチ働くオカンの戯言妄想日記でした!!いやー、久々の怨念は今夜の雪空のように爽やかだなぁ〜〜(遠い目)
(追記)
マジメなのちゃんとのっけときます。。
個人的に、今まではフェミとかジェンダーとか大っ嫌いで、今もフェミやジェンダーと聞くと苦手意識が消えません。
しかし、こちらの進化したフェミ。第3期フェミニズムはとても納得のいく内容でした。
男女両方の重圧を軽減するための第三期フェミニズム Unfinished Business | 洋書ファンクラブ
アン・マリー・スローター: 私たちは「すべてを手に入れられる」か? | TED Talk | TED.com
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もう時代はすぐそこまで「女も男もなく人として」の在り方を問われるようになってきています。
女も男もなく、人として自分の飯の準備は自分でする。
女も男もなく、人として自分の食うに困らないお金は自分で稼ぐ。
女も男もなく、人として人に好かれる行動や話し方を自分の個性やキャラクターに合った方法を模索し続ける。
という中で、自分が女も男もなく、私はxxが好き。やりたい。xxが嫌い。したくない。という自分を大切にした判断基準を養っていくことが大事になってくると思ってます。
これはずっと私自身が「女のくせに」と言われ続けている現代に生きているからこそ、未来を生きる子供へ希望を見出している迷惑な話のようにも思いますけどね。
より生きやすい時代になってもらいたいものですね。